124トルボ具り吊玉掛ワイヤー点検項目表①ワイヤロープの点検と廃棄基準構成6×Fi(29) O/O 20㎜実測径20.5㎜破断荷重125kN残存強度率52.7%ワイヤを使用する時は点検を確実に行い、次の劣化が一つでも発見されれば廃棄処分してください。使用されますと吊り荷の落下事故等の危険があります。(労働安全衛生法 クレーン等安全規則による)■点検● 時期:日常点検(作業前)、定期点検(月次点検)および必要時 ● 内容:断線、摩耗、腐食、形崩れ、端末金具および取り付け部点検箇所全体キンク摩耗うねりストランドの落込み、浮き点検項目点検方法廃棄基準廃棄の実例プラスキンク(よりの締まる方向のキンク)やマイナスキンク(よりの戻る方向のキンク)の有無を点検する。局部的によりが詰まったり、戻ったりして、キンクを発生したもの。局部的に押しつぶされた部分がないか点検する。局部的な押しつぶしによる偏平があるもの。ノギスで短径dminおよび長径dmaxを測定したとき、dmax/dmin《参考》つぶれによる強度低下率①程度が軽い場合は、殆ど無い② 上記廃棄基準に達した場合は、 表面の腐食の有無を点検する。有れば布地で拭いて取れる薄いか、表面に凹凸が生じているかを調査する。内部はスパイキ等でストランドを持ち上げて調査する。素線表面にピッティングが発生して、あばた状になったもの。内部腐食によって素線が緩んだもの。《参考》腐食)による強度低下率全長、全周にわたり摩耗の状況を点検する。素線と間がなくなったもの。(右表の減少率は、公称径に対する値)うねりの有無を調査する。ストランドの落込みや浮きがないか点検する。ストランドの落込み、飛び出し、かご状のものがあるもの。著しくうねっているもの。または局部的なうねりの幅(d1)がロープ径ロープの状態強度低下率プラスキンク20~40%マイナスキンク35~60%キンクを直したもの約20%《参考》キンクによる強度低下率構成6×Fi(29) O/O 20㎜実測径20.45㎜破断荷重145kN残存強度率61.2%構成6×24 O/O 12㎜短径・長径9.9×14.9破断荷重62.3kN残存強度率87.7%構成6×24 G/O 12㎜短径・長径8.0×15.2破断荷重52.7kN残存強度率80.0%構成6×24 O/O 14㎜実測径14.25㎜破断荷重73.8kN残存強度率76.4%構成IWRC 6×Fi(29) O/O 28㎜実測径28.2㎜破断荷重183kN残存強度率34.5%構成IWRC 6×Fi(29) O/O 30㎜実測径29.75㎜破断荷重458kN減少率-0.83%残存強度率75.3%構成IWRC 6×Fi(29) O/O 30㎜実測径29.53㎜破断荷重369kN減少率-1.6%残存強度率60.8%dmindmaxd1dマイナスキンクプラスキンクうねり日本鋼索工業会監修「玉掛索の正しい取扱い方」よりつぶれ(偏平)ワイヤーロープノ テンケン ハイキキジュン
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