125トルボ具り吊玉掛ワイヤー点検項目表②ワイヤロープの点検と廃棄基準日本鋼索工業会監修「玉掛索の正しい取扱い方」より点検箇所全体加工部分アイスプライスアイ圧縮止めきずその他断線形くずれ断線抜け出しスリーブの変形スリーブの摩耗その他付属金具点検項目点検方法廃棄基準廃棄の実例全長、全周にわたりきずの有無を点検する。心綱のはみ出し、曲がり、素線の飛び出し、テンパーカラー等の有無を点検する。全長、全周にわたり断線の有無を点検する。ある場合は、山切れ谷切れの状況を入念に調査し、断線本数を数える。C:クラウン断線(ロープ外接円と接する部分[山断線]の断線)N:ニップ断線(ストランド相互が接する部分[谷断線]の断線)[クラウン断線(山切れ)の場合]の断線を数え、使用されているワイヤロープの構成を確認して、下表の断線数以上あるもの。[ニップ断線(谷切れ)の場合]アイ部分にストランドの緩み等の形くずれや偏平、ロープのずれ等がないかを点検する。ロープを曲げたりしてアイ部分やスリーブ付根部分の断線の有無を点検する。アイスプライス:ストランドの抜け出しの兆候がないか点検する。アイ圧縮止め:片端に凹みが生じたり、抜け出しの有無を点検する。抜け出しの点検は目視、マーキング等による。スリーブに変形、つぶれ、き裂および割れ等が発生していないか点検する。スリーブの変形、つぶれ、き裂、割れ等があるもの。スリーブの摩耗状況を調査する。なったもの。腐食、きず等がないか点検する。著しい腐食、きずが認められるもの。変形、きず、き裂、摩耗および腐食等がないか、あればその程度を点検する。● 曲がり、ねじれ、ゆがみ、当たりきず、切り欠ききず、き裂が認められるもの。● ● 全体に腐食、または局部的に著しい腐食があるもの。● 差し終り部でストランドの抜け出しがあるもの。● 片端に凹み、抜け出しのあるもの。加工していない部分の可視断線数に準じる。● アイ頂点部で、著しく心綱の飛出したもの● アイ頂点部で、著しくつぶれを生じたもの● アイ部分で、ストランドの緩みがあるもの心綱のはみ出し、曲がり、テンパーカラーのあるもの。有害な欠陥が認められるもの。ワイヤロープの構成可視断線数点検範囲(6d)6×2496×3710IWRC6×Fi(25)5IWRC6×Fi(29)6IWRC6×{IWRC6×S(19)}87×{IWRC6×WS(36)}12構成6×37 O/O 24㎜実測径24.0㎜破断荷重260kN断線数15/1ピッチ残存強度率85.1%構成6×37 O/O 28㎜実測径28.4㎜破断荷重356kN断線数ニップ断線残存強度率85.6%構成6×24 O/O 14㎜短径・長径10.5×21.9破断荷重84kN残存強度率86.9%構成6×37 O/O 22㎜短径・長径13.2×32.3破断荷重198kN残存強度率77.2%きずストランドの抜け出しアイスプライス部の抜け出しきず割れCNワイヤロープノ テンケン ト ハイキキジュン
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